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弁護士に聞く!くらしの法律相談Q&A > いじめなど学校のトラブル >

学校で子供がいじめられている場合の救済手段

【事例】子供の友達から聞いたのですが、どうやら子供が学校でいじめにあっているようです。助けようと思って、学校の先生に掛け合ったのですが、いじめの事実は確認できないとの一点張りで相手にしてくれません。学校に適切な対応をしてほしいのですが、どうすればいいのでしょうか。

【答え】ご質問の内容ですと、学校が適切な対応をしてくれないようですが、そのようなケースでも良識的な人がいることは少なくありません。子供にかかわる教師で理解のある人に相談し、その教師を通じて学校に適切な対応を求めることが最初に考えられます。

仮にそれでもうまくいかなかった場合、第三者機関に相談した方がいいでしょう。学校が公立高校だった場合、その学校を管轄とする教育委員会に救済を申し立てる方法があります。教育委員会は、公立学校に対する人事権を持っているため、直接的な指導が期待できます(反対に、私立学校に対しては公立学校ほどの指導は期待できません)。教育委員会は、素行不良な生徒の保護者に対して出席停止を求めることもでき(学校教育法35条Ⅰ、40条)、強力な権限を持っているといえるでしょう。

また、教育委員会は、適応指導教室を設置しています。これは、子供が不登校になってしまった場合、適応指導教室に通うことで出席扱いにしてくれるというものです。出席日数が不足しそうなときは利用を検討してみてください。

別の機関としては、子供の人権専門委員があります。これは、法務大臣から嘱託された市町村の人権擁護委員の中から選任され、相談を受けたうえで適切な処理をすることを職務とするものです。このような窓口に相談して、学校側に適切な対応をしてもらうことも検討する必要があるでしょう。

いずれにせよ、いじめのようなデリケートなケースでは、当事者が動くことでかえって自体が悪化することも往々にしてあります。弁護士に依頼して、学校との話し合いや第三者機関との折衝を弁護士に委任することが有用でしょう。

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